見えなかったことが見えてくる
通勤で使っている原付バイクの燃費を調べてみました。
なんと、1リッターあたり38.94キロ!
4.16リッター入れて、162キロ走ってくれるのだから、ガソリン高もほとんど気になりません。おまけに駐車場の心配がいらず、エンジン止めて手で押せば「歩行者」に早変わり、横断歩道でもどこでも自由自在に動ける、実に便利な乗り物です。
さて、新しい事務所は、風の通りがよく、僕はいつも窓を開け、エアコンをつけずに過ごしています。さすがに扇風機の助けは借りますが。。。
1カ月の電気代は3800円で済みました。エアコンを使わないのと、照明も湯沸かしポットも、必要ないときは、こまめに電源を切っているからだと思います。
僕は元来、こうしたことに無頓着な性格でしたが、今の職場環境になって、少し変わったようです。特段、エコに目覚めたわけでもなく、倹約する必要に迫られているわけでもなく、なんというか、「コストをかける」ことが、あまり「気持ちよくない」ことに気づいたのかもしれません。
サラリーマン時代は、会社の営みの一部しか見ていません(見えません)から、コストと最終的な成果(単に利益だけではなく、仕事全体の姿とでもいいますか・・)をセットで感じることがありませんでした。
しかし、小所帯ながら、自分で仕事を完結させざるをえない立場に置かれると、ちょっと感じ方が変わってくるものです。
無駄な(成果につながらない)コストが増えてくると、これまた変なたとえですが、お正月にぐだぐだした生活を送り、ぜい肉と体重が増えて、ちょっとした自己嫌悪を感じる――、これと似た感覚を抱きます。
エコでもなく、倹約でもなく、仕事(のやり方)として不満!・・・という思いが出てくることは、独立してはじめて自覚しました。
「いい仕事をしたい」との気持ちは、かつても今も変わりませんが、このような面でも「いい仕事」という感じ方があるのだな、と。
話は変わりますが、PR会社の経営者は、たいてい「ケチ」(失礼!)が相場となっています。売り上げの急増が滅多に期待できず、コストの大半を人件費が占める経営スタイルが普通ですから、「ケチ」でなければ(経費を大盤振る舞いしていたら)、あっという間に赤字転落してしまう。それはわかっているけれど、社員からすると、ついつい愚痴のひとつも言いたくなるもので・・・。
これにも、当時の僕には見えていなかった、経営者ゆえの内面があったのかもしれません。少し反省しています。
日用品の買い物では1円の安さを争うのに、余暇などでは(比較的)大胆にお金を使う女性をみて、男性は、よく「なぜ?」と首をひねります。これも、女性(とりわけ主婦)が、家計という仕事を完結させる経営者である、と考えると、おそらく、倹約だけではない、仕事の美学ともいうべき要素が働く結果が、「1円の安さ」として表れているのでしょう。(では、なぜ余暇では・・・?⇒それは、『仕事』から解放された時間だから)
やはり、反省です。
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